概要 #
イメージ選択の質問が便利なシーン
- 視覚的に選ばせたいとき:
言葉だけでは伝わりにくい内容を画像で伝え、直感的に選択させたい場面に適しています。 - デザインや印象によって選ばせたいとき:
商品の色・スタイル・表情・レイアウトなど、「見た目」が判断基準になる質問で効果を発揮します。 - 言語や文化の違いを補いたいとき:
多言語対応や直感的な操作性を重視する場面で、画像ベースの設問は有効です。 - ユーザーの興味や好みを自然に引き出したいとき:
犬や服、表情、風景など、ビジュアルから好みを把握したい用途に向いています。
イメージ選択は、感覚的・印象的な判断を引き出すのに最適な設問形式で、直感的かつ楽しい回答体験を提供できます。
質問(イメージ選択)作成画面の説明 #
① 質問:
ユーザーに表示する質問文を入力します。画像を見て選ぶ形式であるため、選択の基準や目的を明確に伝える文言が推奨されます。 例:「可愛いと思うワンちゃんを選んでください。」
(補足)必須チェック:
回答を必須入力とする場合はチェックを入れます。未選択の場合は送信不可になります。
② アイキャッチ:
質問文の上部に表示する補足画像や動画を設定できます。イメージ選択の導入として視覚的な効果を高める目的で使用されます。
③ 質問説明文:
補足説明を記載するエリアです。選び方のルールや判断基準、画像の意味などを明記できます。リッチテキスト形式で装飾も可能です(任意)。
④ コラム:
表示される画像のレイアウト(列数)を指定できます。1列・2列・3列のいずれかを選択可能で、画像サイズや選択肢数に応じて調整します。 ※デザインによっては無効になる場合もあります。
⑤ 回答の設定(イメージ選択)
イメージ選択タイプでは、画像ごとに回答設定を行います。それぞれの画像には以下の情報を設定できます:
- 画像:
ユーザーに選んでもらう画像をアップロードします。JPGやPNG形式などに対応しており、視覚的にわかりやすい画像を設定することが大切です。 - 代替テキスト:
画像の内容をテキストで説明するための項目です。画像が表示されない環境でも代替として表示され、アクセシビリティ向上にも役立ちます。 - 回答フィールド:
回答に対して内部的に割り当てる識別名(例:「好きな犬種」)です。出力データでの識別やロジックの条件分岐に使用されます。 - 設定値:
各画像にスコア(点数)を割り当てたい場合に数値を入力します。診断などで点数計算を行いたい場合に使用されます。 - タグ:
この画像が選択された際に自動で付与するタグを設定できます。後続処理でのグルーピングや絞り込み条件として活用可能です。 - ロジック:
画像の選択によって「次のセクションへ進む」「フォームを終了する」などの動作を制御できます。条件分岐が必要な場合に設定します。
画像選択の質問では、見た目で印象的に選ばせる一方、タグや設定値、ロジックによって裏側での制御も柔軟に設計できます。
実際のフォーム画面:イメージ選択 #
イメージ選択形式の質問は、ユーザーが見た目の印象で直感的に回答できる設問形式です。
上記の例では、「可愛いと思うワンちゃんを選んでください」という設問に対し、3種類の犬の画像から1つを選択します。
画像そのものが選択肢となるため、文字だけでは表現しづらい印象や好みを引き出したい場合に特に有効です。
選択された画像はハイライト表示され、ユーザーが選んだ内容が一目でわかるようになっています。
また、画像ごとにスコアやタグ、ロジック処理を裏側で設定できるため、診断や分岐制御にも柔軟に対応できます。