概要 #
クイズフォームにおける「ゴールページ設定」では、回答者に対して結果をどのように見せるかを選択できます。設定可能なゴールタイプは「完了ページ」「クラスページ」「ランキングページ」の3種類です。クイズの目的や活用シーンに応じて適切なタイプを選ぶことで、参加者の満足度や継続率を高めることができます。
完了ページ：
回答後に表示されるシンプルな完了画面です。「ご協力ありがとうございました」などのメッセージを表示するだけの形式で、特に結果表示を必要としないシーンや、別ページに誘導する場合に適しています。
クラスページ：
回答内容やスコアに応じて、事前に設定された「クラス（等級）」に分類して結果を表示します。例として、学力レベル診断や性格タイプ診断などで「あなたはAクラスです」などの結果を出す形式に活用できます。
ランキングページ：
回答スコアを集計して、他の回答者との比較結果をランキング形式で表示します。イベント企画やキャンペーンで競争性を持たせたい場合に効果的で、参加者のモチベーションを高めるのに適しています。
①ゴールページ：完了ページ #
① エディター選択：
ゴールページの本文や構成を作成するためのエディターを選びます。標準エディターまたはデザインビルダーの利用が可能です。
※デザインビルダーによるクラスの作成は「デザインビルダー：クイズフォームのゴールページの作成方法」をご参照ください。
② ヘッダー：
ゴールページ上部にフォームタイトルを表示するかどうかを選択します。ブランド表示の有無やUIデザインに応じて切り替えます。
③ ゴールタイプ：
完了ページは、単に「回答ありがとうございました」などの文言を表示するだけのページで、得点や分類表示を行わないシンプルな用途に使われます。
④ アイキャッチ：
完了ページにアイキャッチ画像や動画リンクを設定できます。ビジュアル要素により印象的な終了画面を作成可能です。
⑤ 解説文：
フォーム回答完了後に表示するテキストです。例：「あなたはどのクラスにも属しませんでした」など、得点分類の対象外だった場合にも利用されます。
⑥ クラス：
得点に応じたクラス分けを定義できます。例えば「マスター（70点以上）」「レギュラー（25点以上）」など、しきい値を設定して自動分類します。
クラスの作成については「フォームの作成方法 — クイズのクラス作成」を参照してください。
⑦ ポイントフィールド：
ユーザーのカスタムフィールドにポイント情報を保存する場合に使用します。設定しない場合は保存されません。
⑧ 点数設定：
クイズの最大点数（例：100点）と単位（例：ポイント）を指定します。表示フォーマット（例：クラス名＋得点）もカスタマイズ可能です。
⑨ 採点結果：
クイズ結果として得点やクラスをゴールページに表示するかどうかを選択できます。チェックを外すと結果表示は行われません。
⑩ リダイレクト：
回答完了後に外部リンクへ自動的に遷移させるかどうかを設定します。自動・手動・なしから選択可能です。
詳しくは「フォーム：共通項目 — リダイレクト設定について」を参照してください。
⑪ 完了時アクション：
フォーム完了後に実行する処理を設定します。例：特定のタグ付きリストへユーザーを追加するなど、マーケティング施策と連携できます。
⑫ 保存：
設定内容を保存して反映させるためのボタンです。必ず最後にクリックして変更内容を確定してください。
②ゴールページ：クラスページ #
クラスページは、クイズの得点に応じて回答者を自動で分類し、それぞれに応じた結果ページを表示できるゴールページの形式です。あらかじめ定義した「クラス」（例：Aランク、Bランクなど）のしきい値に基づいて表示内容を切り替えるため、パーソナライズされたフィードバックを行うことが可能です。診断テストやスコア分析型コンテンツなどに適しており、UX（ユーザー体験）の向上にもつながります。
① エディター選択：
結果ページの本文を編集するためのエディターを選択します。標準エディターまたはデザインビルダーを使って、自由にレイアウトや装飾を設定できます。
※デザインビルダーによるクラスの作成は「デザインビルダー：クイズフォームのゴールページの作成方法」をご参照ください。
② ヘッダー：
フォームタイトルなど上部ヘッダーの表示を「デフォルト」または「非表示」から選択可能です。ページデザインに応じて使い分けます。
③ ゴールタイプ：
「クラスページ」を選択することで、得点に応じて回答者が自動的に分類され、各クラスに応じた結果ページが表示されます。
④ 解説文：
クラスに該当しなかったユーザーに表示する共通メッセージを入力します。しきい値未満の場合に利用されます。
⑤ クラス：
得点のしきい値に応じて複数のクラス（例：「マスター」「レギュラー」など）を定義します。上位から順に評価され、最初に一致したクラスが適用されます。
※ゴールタイプが「クラスページ」の場合、クラスの設定は必須になります！
クラスの作成については「フォームの作成方法 — クイズのクラス作成」を参照してください。
⑥ ポイントフィールド：
回答者の得点を保存したい場合に、任意のカスタムフィールドを指定します。CRMとの連携時などに使用します。
⑦ 点数設定：
クイズの最大得点、表示単位、スコアの表示方法（例：「クラス名＋得点」など）、アイコン位置、表示形式を設定できます。
⑧ 採点結果：
採点結果（スコア・クラス）をゴールページに表示するかどうかを選択できます。UX向上のため、表示するのが一般的です。
⑨ リダイレクト：
クラスごとに設定したリンク先に自動で遷移させることができます。「クラスの設定を使用」にチェックを入れると、各クラスに専用の遷移先を設定可能になります。
詳しくは「フォーム：共通項目 — リダイレクト設定について」を参照してください。
⑩ 完了時アクション：
ゴールページが表示された際に自動で実行される処理（例：タグの追加、リスト登録など）を設定できます。
⑪ 保存：
全ての設定が完了したら、必ず「保存」ボタンを押して設定を確定してください。保存しないと内容が反映されません。
補足：ゴールタイプがクラスページの場合で、回答者がどのクラスにも該当しなかった場合 #
補足：
ゴールタイプが「クラスページ」に設定されている場合、回答者の得点がどのクラスの「しきい値」にも満たない場合は、「該当なし」として処理されます。このとき表示される内容は、クラス設定画面上部の「解説文」欄に入力したテキストが適用されます。
例：「あなたはどのクラスにも属しませんでした」など。
すべての得点パターンに対してフィードバックを欠かさないためにも、「最低しきい値」を下げるか、「解説文」を丁寧に設定しておくことが推奨されます。
③ゴールページ：ランキングページ #
ランキングページは、回答者のスコアや回答時間をもとに、他のユーザーとの比較結果をランキング形式で表示するゴールページです。スコアを競う形式のクイズやキャンペーン、イベントなどで活用され、参加者のモチベーションを高める演出が可能です。表示数の設定やランキングタイトルのカスタマイズにも対応しており、注目度の高い施策に適した構成です。
① エディター選択：
表示コンテンツを作成するためのエディターを指定します。標準エディターまたはデザインビルダーの使用が可能です。
※デザインビルダーによるクラスの作成は「デザインビルダー：クイズフォームのゴールページの作成方法」をご参照ください。
② ヘッダー：
ランキングページ上部にフォームタイトルを表示するかどうかを選択します。必要に応じて非表示にもできます。
③ ゴールタイプ：
「ランキングページ」を選択すると、得点または回答時間のいずれかを基準に他の回答者との順位表示を行います。
④ アイキャッチ：
ゴールページに表示するビジュアルを画像・動画・なしから選べます。参加者の注目を集めるための装飾要素です。
⑤ 解説文：
ランキング表示の上部に自由記述のテキストを表示できます。例：「あなたのランキングはこちら！」など。
⑥ 採点結果：
ランキングとともに自分のスコアや得点を表示するかどうかを選択できます。チェックを入れると、回答者の自己評価にもつながります。
⑦ ランキング設定：
ランキングの基準を「スコア」または「回答時間」から選択し、表示件数（例：上位10名）を設定します。また、表示タイトル（例：「ドッグマスターランキング」）も自由に指定可能です。
① ランキング基準：
回答者をランキング化する基準を選択します。以下の2つから選択可能です。
・スコア：フォーム内の得点をもとに順位を決定します。点数が高い順に上位表示されるため、クイズ形式のコンテンツに最適です。
・回答時間：回答にかかった時間の短さで順位を決定します。正解が前提のクイズで「早く正確に解いた人」を上位にしたい場合などに利用されます。
② 表示数：
ランキングに表示する人数を設定します（例：上位10名）。
数字を変更することで、例えば上位3名のみに限定したり、上位50名を表示したりと、用途に応じて柔軟に調整可能です。
③ ランキングタイトル：
ランキングの見出しとして表示されるタイトルを自由に設定できます。
例：「〇〇検定ランキング」「今週のトップチャレンジャー」など、コンテンツに応じたタイトルを付けることで注目度を高め、ブランディングにも活用できます。
⑧ リダイレクト：
ゴールページ表示後の遷移動作を「自動」「手動」「なし」から選べます。イベントや販促ページへの誘導に利用できます。
詳しくは「フォーム：共通項目 — リダイレクト設定について」を参照してください。
⑨ 完了時アクション：
ゴールページが表示されたタイミングでタグの追加やリスト登録などを実行できます。スコアに応じたマーケティング連携に便利です。
⑩ 保存：
設定を確定するためのボタンです。入力内容は保存を押すまで反映されないため、編集後は必ず押してください。