概要 #
組み合わせタイプの質問は、複数の選択肢や要素を組み合わせて正しい順番や対応関係を完成させる形式です。ドラッグアンドドロップを用いて、選択肢を適切な位置に移動させながら答えてもらうため、視覚的な操作性と理解力を必要とする設問に適しています。知識確認だけでなく、感覚的な選択やマッチング要素を含む問題作成にも活用できます。
質問(組み合わせ)作成画面の説明 #
① 質問:
設問文を入力します。ユーザーに何をしてもらいたいかを明確に記述します。例:「犬の年齢に応じたドッグフードをドラッグアンドドロップで適切な場所にドラッグしてください。」
② アイキャッチ:
画像または動画リンク、または「なし」を選択して、質問の補足メディアを設定できます。
③ 質問説明文:
設問の意図や操作方法など、補足説明を入力できます(任意)。
④ 回答設定エリア:
複数の選択肢やマッチング項目を設定し、それぞれの対応関係を構築します。ドラッグ&ドロップで並び替えや組み合わせ操作が可能です。
① 組み合わせ:
ドラッグ対象となる項目のラベルです。「1. 離乳期」「2. 青年期」など分類名を設定します。
表示形式としては、テキストまたは画像のいずれかを選択することができ、内容に応じて適した形式を使い分けられます。
② 組み合わせ寸法:
この項目の表示サイズ(縦・横ピクセル)を指定します。ドラッグ対象の見た目の大きさを調整できます。
③ 回答テキスト:
組み合わせる選択肢として表示される文言です。ユーザーがドラッグ先として選ぶ内容を入力します(例:「ふやかしたドライフード」など)。
④ 回答フィールド:
回答データの保存先を示すシステム上のフィールド名です。出力や集計に使用される識別用の名称になります。
⑤ タグ:
回答項目に関連付ける管理用のタグです。検索・出力・条件設定などで活用されます。
⑥ 設定値:
ユーザーが選択した回答に対して保存される実際の値です。表示名とは異なる内部コードや識別子を指定したい場合に設定します。
⑦ 削除ボタン:
現在の組み合わせブロックを削除するためのボタンです。不要な設定を素早く取り除くことができます。
▼実際のフォームでの表示例
実際のフォーム画面:組み合わせ #
この画面は、「組み合わせタイプ」の質問形式を実際のユーザー画面に近いかたちで図解したものです。
左側の枠(①)には「離乳期」「青年期」「老年期」といった設問項目が表示されており、それぞれに対して適切な選択肢を右側(②)からドラッグアンドドロップで割り当てていきます。
① ドロップエリア(設問項目):
回答対象となるラベル(離乳期・青年期・老年期など)が縦に並び、ここにユーザーが適切な回答をドラッグしてドロップします。
② 選択肢(ドラッグ対象):
回答候補がボックスとして表示されており、ユーザーはこの中から該当する内容をドラッグして左側に組み合わせます。
例:「ふやかしたドライフード」→「離乳期」、「エイジングケアのドライフード」→「老年期」など。
ユーザーは視覚的な操作によって、設問に対して直感的に回答できるため、マッチング形式や比較的複雑な対応関係を問う際にも有効な形式です。