概要 #
テキスト形式の質問は、ユーザーに自由に言葉を入力してもらいたい場合に活用されます。
特定の選択肢を提示せず、ユーザーの思考や好み、記憶に基づいた自由回答を得ることができるため、意見収集や個性の把握、自由記述による診断素材の取得などに適しています。
たとえば、「好きな犬種を入力してください」といった設問では、ユーザーそれぞれの具体的な回答を通して、嗜好や志向性をより深く分析することが可能になります。
質問(テキストタイプ)作成画面の説明 #
① 質問:
ユーザーに対して表示される質問文を入力します。短く明確な指示形式が推奨されます(例:「好きな犬種を入力してください。」)。
(補足)必須チェック:
質問文の右側にある「必須」チェックをONにすると、その質問への回答が必須入力になります。未回答の場合は送信できない仕様になり、入力の確実性が求められる質問に適用されます。
② アイキャッチ:
質問上部に画像または動画を表示できます。「画像」「動画リンク」「なし」から選択し、視覚的な補足が可能です。
③ 質問説明文:
補足情報や入力ルールを記載します。リッチテキストで文字装飾やリンクも使用できます(任意)。
④ 回答設定:
ユーザーが入力する形式を以下の項目で指定します:
- ① プレースホルダー: 入力欄に薄く表示されるガイド文(例:「好きな犬種を入力してください。」)。
- ② 入力タイプ: 入力の形式を選択可能です。
- テキスト:文字列全般
- 数字:数値入力専用
- 日付:カレンダーから選択
- 日時:日付+時間を選択
- ③ 回答フィールド名: 内部管理用の識別名として使われます。
- ④ タグ: 回答に紐づける任意のタグ。後続処理や分析用途で活用できます。
テキスト形式の質問は、自由入力を受け付けるもっとも基本的な形式であり、入力タイプを使い分けることで、用途に応じた柔軟な対応が可能です。
実際のフォーム画面:テキスト入力 #
「入力タイプ」は、フォームで利用できる自由記述形式の入力方式です。以下の4つの形式が含まれ、それぞれ回答形式に応じて適切な入力フィールドが表示されます。
① テキスト
一般的な1行入力フィールドで、犬種や氏名、簡単な感想などを入力してもらうのに適しています。
例:「好きな犬種を入力してください」→「トイプードル」など
② 数字
年齢や回数など、数値のみを入力させたい場合に使用します。
例:「飼っている犬の年齢を入力してください」→「5」など
③ 日付
年月日のみを取得したい場合に使用します。カレンダー入力付きで、日付の精度が求められる質問に適しています。
例:「犬の誕生日を入力してください」→「2020/06/03」など
④ 日時
日付+時間の情報を一緒に取得したい場合に使用します。
例:「最後に犬の散歩に行った日時を入力してください」→「2025/06/01 08:30」など