概要 #
登録済みのユーザーや友だちに対して、あらかじめ作成したメッセージを日時を指定してまとめて配信する機能です。LINEやメール、Instagramなど複数のプラットフォームに対応しており、メディアをまたいだ情報発信を効率的に行うことができます。
マーケティング支援としての活用
一斉配信は、以下のようなマーケティング施策に活用できます。
① 新商品・新サービスの案内をフォロワー全体に即時告知
② イベントやキャンペーンのリマインドを日時指定で送信
③ 特定タグのユーザーに限定したセグメント配信(例:過去の購入者への限定オファー)
④ ステップ配信前の初回アプローチとして活用し、反応によって次の施策に誘導
⑤ 配信後の開封・反応データを活かしたPDCA運用にも対応
一斉配信の画面・設定について #

作成した一斉配信が一覧表示されています。
①新規一斉配信 #
コミュニケーション > メッセージ > 一斉配信 > 新規一斉配信
①新規一斉配信の作成
新しい一斉配信を追加するボタンです。
クリックすると、タイトルやカテゴリー、プラットフォームなどの入力フォームが表示されます。
②一斉配信の設定方法 — step1
① タイトル
配信の管理用タイトルを入力します。ユーザーには表示されず、管理画面上でのみ使用されます。
② カテゴリー
配信を分類する任意のカテゴリーを選択します。カテゴリーによって配信の目的や種類を整理・検索しやすくなります。
③ プラットフォーム
配信を行うプラットフォームを選択します(例:LINE、メール)。
選択したプラットフォームに応じて使用できるメッセージタイプが変わります。
※プラットフォームがメールの場合の配信対象者の設定については「プラットフォーム:メールについて」をご参照ください。
④ 選択方法
配信対象のユーザーをどのように選ぶかを設定します。
・「条件選択」ではタグや属性などの条件を指定して対象を自動で抽出します。
・「手動選択」では、対象者を個別に指定します。
※手動選択については、「選択方法:手動選択について」をご参照ください。
⑤ 配信先
配信対象のセグメント(送信先)を指定します。以下の3つの選択肢があります:
・「友だち全員」:全ての友だちに配信します。
・「友だちリスト全員」:友だちの中で、設定したリストに登録されている全ユーザーが対象です。
・「条件設定」:タグや属性情報などをもとに条件を指定して、対象者を抽出します。
⑥ 配信条件
「条件設定」を選択した場合に表示され、タグ・リスト・フィールド・会員レベルなど複数の条件を
指定して配信対象を絞り込みます。条件は「AND(すべて満たす)」または「OR(いずれか満たす)」
で設定でき、柔軟なターゲティングが可能です。
⑦ 次へ
設定が完了したら、次のステップ(メッセージ内容の設定)へ進みます。
③一斉配信の設定方法 — step2 #
⑧ 配信日時
配信のタイミングを「今すぐ配信」または「スケジュール配信」から選択します。
スケジュール配信を選択した場合、日付と時刻を指定することができます。
⑨ 配信メッセージ
実際に送信するメッセージ内容を設定します。
プラットフォームがLINEの場合は、「テキストメッセージ」「送信メッセージ」「アクションのみ実行」から選択します。
⑩ 配信後アクション
配信完了後に自動的に実行されるアクション(例:リスト追加、タグ付与など)を設定できます。
配信内容に応じて、後続のマーケティング施策と連携できます。
⑪ 下書き保存
配信の設定内容を下書きとして保存し、後で編集・配信が可能です。
⑫ 予約実行
配信日時に従って予約配信を実行します。設定内容を確定したうえで配信予約を行う場合に
使用します。
④一斉配信の設定方法 — step3 #
⑬ タイトル
配信の識別用に入力したタイトルが表示されます(ユーザーには表示されません)。
⑭ 配信対象者
選択した条件やリストに一致した配信対象者の人数が表示されます。
⑮ 配信日時
「今すぐ配信」または「スケジュール配信」で指定した日時が表示されます。未設定の場合は「–」と表示されます。
⑯ 配信メッセージ
実際に配信されるメッセージ内容が表示されます。絵文字や改行を含めたレイアウトも確認
可能です。
⑰ 配信後アクション
配信完了後に実行されるアクションが表示されます(例:リスト追加、タグ付与など)。
⑱ 一斉配信リストへ
一斉配信の一覧画面へ戻るボタンです。設定の保存や予約操作が済んでいる場合に使用します。
プラットフォーム:メールについて #
対象リストの選択について
プラットフォームに「メール」を選択した場合、配信対象者の選択方法として「条件選択」と「手動選択」は利用できません。代わりに、あらかじめ作成しておいた配信リスト(=①対象リスト)を選択する必要があります。
この対象リストには、配信先のメールアドレスが既に登録されている必要があります。
リストは1件以上必須で、選択がない場合は次のステップに進むことができません。
②配信メッセージの指定
配信条件の指定画面では、スケジュール日時とともに送信する「配信メッセージ」を選択する
必要があります。メールがプラットフォームとして選ばれている場合、「タイトル」欄の右側に
ある鉛筆アイコンをクリックすると、メッセージ選択用のモーダルウィンドウが表示されます。
※選択できるのはプラットフォームが「メール」の送信メッセージのみとなります。
モーダル内では、これまでに作成されたプラットフォームがメールの送信メッセージ一覧が
表示され、そこから任意のメッセージを選んで指定できます。メッセージタイプ
(トランザクション/マーケティング)やカテゴリによる絞り込み検索も可能です。
選択方法:手動選択について #
① 配信条件エリア
事前に条件を指定している場合もその内容が表示されますが、手動選択モードではこの条件は
適用されません。
② 配信対象者へ追加
セグメント条件に一致するユーザーを配信対象者欄に追加します。
③ 配信対象者クリア
現在設定している配信対象者を全てクリアします。誤って追加した場合などに使用します。