概要 #
自動応答機能は、ユーザーから送られたメッセージに対し、特定のキーワードを条件として、あらかじめ設定された定型メッセージを自動で返信する機能です。
設定画面では、対象プラットフォーム(LINEなど)のアイコンとともに、内容を識別するためのタイトルが表示されます。
カテゴリーは編集者が任意で作成でき、用途や分類に応じて自由にラベリングできます。
キーワードは「完全一致」「部分一致」「前方一致」の3種類から指定でき、柔軟な条件設定が可能です。
また、有効期間を指定した応答には開始・終了日時が表示され、必要な期間だけ有効化できます。
各応答のステータスには「稼働中」と「停止中」の2つがあり、状況に応じて即時に切り替えることができます。
このように、自動応答機能は業務効率の向上や定型問い合わせの自動処理に有効です。
メッセージの送信時に「タグの追加・削除」や「リスト操作」、「メニュー設定」などのアクションも実行することができます。
【活用シーン】
- よくある質問の自動応答:
営業時間や料金プラン、キャンセル方法など、問い合わせの多い内容に対して即時に自動返信を行うことで、対応の手間を削減。 - 営業時間外の対応:
夜間や休日などオペレーターが不在の時間帯でも、自動で受付メッセージや案内リンクを返信することで、機会損失を防止。 - キャンペーン中のキーワード誘導:
特定のキーワード(例:「割引」や「応募」)をトリガーにして、対象ユーザーへ自動で詳細情報を案内。 - フォーム送信後のフォロー:
診断フォームやアンケートに回答したユーザーに対して、送信完了メッセージや次のアクションを案内する応答を設定。
自動応答一覧画面 #
① 自動応答 #
コミュニケーション > メッセージ > 自動応答
② 一覧画面について #
① カテゴリーフィルター
登録されている自動応答をカテゴリー単位で絞り込むことができます。
② プラットフォームフィルター
LINEやインスタグラムなど、各プラットフォーム別に自動応答を絞り込めます。
③ ステータスフィルター
「稼働中」または「停止中」の状態でフィルタリングできます。
④ キーワード検索
タイトルや応答メッセージの内容を対象にキーワード検索が可能です。
⑤ 新規自動応答ボタン
新しい自動応答を登録するためのボタンです。応答の種類や内容などの設定は別画面で行います。
詳しくは「「新規自動応答作成」について」をご覧ください。
⑥ No.
自動応答の一覧に表示される通し番号です。
⑦ タイトル
自動応答の内容を識別するための任意のタイトルです。左側には対象プラットフォームのアイコンも表示されます。
⑧ 応答メッセージ
実際にユーザーに自動送信されるメッセージの本文が表示されます。
⑨ カテゴリー
編集者が自由に作成できる分類タグです。例:「営業情報」「料金プラン」「キャンセル」など。
⑩ キーワード
ユーザーからのメッセージ内に含まれることで自動応答が発動するキーワードです。
完全一致/部分一致/前方一致の3つから選んで設定可能です。
⑪ 期限
応答の有効期間が設定されている場合、開始日時および終了日時が表示されます。未設定時は空欄です。
⑫ アクション
自動応答の内容が発動した際に行われる動作(例:送信メッセージなど)を示します。
⑬ ステータス
現在の有効状態を示します。「稼働中」「停止中」の2種類があります。
⑭ 作成日時
その自動応答が作成された日時が表示されます。
⑮ 操作メニュー
各自動応答の右端に表示される縦三点リーダー(︙)をクリックすると、以下の操作が行えます。
・編集:自動応答の内容を修正する操作です。設定画面に遷移して内容を変更できます。
・複製:選択した自動応答の内容をコピーし、新しい自動応答として作成できます。
・停止:現在稼働中の自動応答を一時停止します。
・削除:自動応答を完全に削除します。復元はできません。